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想いが現実を作る

この世の出来事はまずあなたの想いがあって、それが現実という外界を作り上げています。

まず想いがあってそれが行動となります。
とてもシンプルなことです。

例えばあなたは今のどが渇いているとします。
そして目の前にあるコップに入った水があります。
「飲みたい!」と思いますよね。
これまでの経験上、今目の前にある「水」という液体を口に含み、液体が身体に染み込んで身体の渇きが癒えればとても嬉しく感じたことがあるからです。
あの満足感を味わうために、再び「飲みたい!」という想いが心に生じます。

そしてその想いがコップに手を伸ばし、コップを掴み、口に運んで水を体内に入れるという動作になり、水を飲むという行動になるのです。

今までに「自分の手を伸ばしてコップを掴むことなどたやすくできる」という強く強く信じている想いがその行動をたやすく可能なことにします。

何を当たり前のことを言っているんだと思うかもしれません。
しかしこの当たり前のことで世界は成りたっています。

この簡単に「コップに入った水を飲む」という行動ができなくなることもあります。

のどが渇いていて、目の前に水が入っているコップがあったとしても、そのコップにドクロマークのラベルが貼られていたらどうでしょう?

それでもコップに手を伸ばし、おもむろに口に流し込むことができるでしょうか。
あなたはそのラベルを見て、なんでもない水が入っている訳がない!と思うでしょう。
そのラベルに書かれている記号から想像を膨らませ、「恐れ」があなたの心に生まれます。
無味無臭だけど危険に違いないという、これまでのドクロのマークに対するイメージや経験による判断が生じ、水ではない危険な液体を飲んだらどうなるかわからないという恐怖が心を支配することでしょう。

物陰から白衣を着ている男がこちらを見てなんだか笑みを浮かべていたりしたら、もうますます怪しい!この液体は実験用の劇薬に間違いないと確信するかもしれません。

その「怖れ」の想いがコップに入った水をたやすく飲むことを不可能にしたのです。
実際は本当にコップに水が入っているだけという事実だったとしても、あなたの心はそれを簡単に受け入れることが難しくなってしまったのです。

あなたの強い想いは現実を思い通りにする力があります。

疑いや恐れや不安がなければ人はやりたい事を思うがままにするでしょう。
経験が恐れを創り出します。
幼い子供は恐れの思いが大きくないので何でも口にしたり、道に飛び出したり、大人が見ていて危険だなと感じることを平気でやってのけます。
人は本来自由なのです。自由に何でもすることが出来るのですが、生きていく上で身を守るために様々な行動の自由を自ら縛ります。
経験して怖れの想いを創ってしまうことが悪いというわけではありません。
単にそういう仕組みになっているというだけです。

「あそびたい!」と思っていても「遊べない」のは自分が「遊びたい」という気持ちより「遊ばなくてもいい」もしくは「遊びたくない」「遊ばないほうがいい」という無意識による想いのほうが大きいからです。
想いの強いほうに作用します。

49%の遊びたい
51%の遊びたくない

比率はその時々に応じて変わるだろうけども自分の意識(潜在意識を含む)の中で比率の多いほうが現実の行動となります。いや行動だけでなくまわりの現象すべてそうなのです。

無意識(潜在意識)下に溜め込んだ想いが現実を左右していきます。
表面意識では「そんなこと望んでいない」と感じていようとも、今まで自分が作り上げてきた(受け入れてきた)観念が信条になり、そのような現実を創造します。

恐怖という想いが、恐怖と感じる現実をつくり出し、感謝という気持ちが感謝あふれる現実を創り出します。どうせなら居心地のいいと思う現実を創り出した方が幸せでしょう。
想像してください。あなたが在りたい世界を。

自分が想った世界がそのまま現実になるとはなんて素晴らしいことなのでしょう。
これこそが私たちに与えられた最大の自由であり、愛ではないでしょうか。

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